【コンドロイチンとは?】効果や副作用を解説。
腰痛などの関節痛に効果があり、副作用も殆どなく安全性が高い栄養素として注目を集めている成分が乳糖を基本構造とするコンドロイチンです。
食品からは摂取しにくいので、サプリメントなどで摂取量を高めるのが理想的であり、グルコサミンと同時に摂取するとより一層良いでしょう。
現在では効果に対する臨床結果も多くあり、「コンドロイチン硫酸」として医薬品としても認定されています。
コンドロイチンの7つの効果。
コンドロイチンは、腰痛と関節痛を緩和する効果が有名です。
しかし、コンドロイチンが持つ効能はこれだけではないのです。
ここでは、『驚きのコンドロイチン7つの効果』を紹介します。
関節痛を緩和します。
軟骨に水分と栄養を届け、丈夫に保ちます。また、軟骨の材料にもなるため、軟骨の維持・再生に欠かせません。
コンドロイチンが血管を若く丈夫にします。
血液中のコレステロールの増加を防ぎ、血管壁にコレステロールが沈着するのを防ぐので、血管の若さが保てます。
骨を丈夫に保ちます。
骨はコラーゲンにカルシウムが沈着して出来るのですが、その際にコンドロイチンは、糊の役割をして丈夫な骨を作ります。
潤いのある美しい肌を作ります。
コンドロイチンは、驚異的な保水力があり、潤いのある肌を作ります。また、コラーゲンを正常に保つ効果があり、弾力のある肌を作ります。
コンドロイチンが目の健康を守ります。
目の水晶体などには、コンドロイチンが豊富に含まれており、不足すると老眼や飛蚊症の原因になると言われています。
抵抗力を高め、感染を防ぎます。
体内にコンドロイチンが豊富にあると、細胞同士の結合が強固になり、ウイルスや細菌の入る隙間が無くなり感染を防ぎます。
不要な血管新生をコンドロイチンが抑制します。
不要な血管新生を抑える効果がありますので、ガン予防やガン細胞の増殖・転移の阻止にも期待されています。
詳細を知りたい方は、こちらのコンドロイチンの効能を参考にして下さい。
コンドロイチンとは?
では、そもそもコンドロイチンとはどのようなものなのかを解説します。
コンドロイチンは、下記の食材などに含まれる、食物繊維の仲間です。
正しくは、『コンドロイチン硫酸』と呼び、ギリシャ語の「軟骨」が語源になっています。
体内でも合成される栄養素ですが、加齢とともに合成力が減少していくことが明らかになっていますので、意識して摂取することが大切です。
コンドロイチンが軟骨を再生するプロセス。
関節を保護するために大事な『軟骨』の再生に、コンドロイチンがどのように関与しているのかを学びましょう。
関節にある軟骨で、最も重要なものが「プロテオグリカン」と呼ばれる成分で、これが軟骨内で、水分を溜め込むスポンジの役割をし、クッションとなる事で、膝などの関節を保護しています。
また、軟骨には血管が無いため、この水分から栄養を受け取っています。
不足すると、軟骨は栄養失調となり、痩せこけてもろくなってしまいます。
つまり、軟骨を再生させるには、軟骨の減少を防ぎ生成する必要があります。
コンドロイチンは大きく以下の2つの作用で、軟骨を再生します。
プロテオグリカンの材料となり、新たな生成を促進。
軟骨に水分とともに栄養を届け、丈夫な軟骨を生成。
また、コンドロイチンは、関節に対して下記のような効果も持っています。
不要な血管新生を抑制し、軟骨の変形や破壊を防ぐ。
軟骨分解酵素を阻害したり、現在ある軟骨の早期分解を予防。
加齢に伴って起こる軟骨細胞の死滅を防ぐ。
ヒアルロン酸の合成量を増加し、関節の潤滑油を濃くして衝撃を吸収する。
グルコサミンとの同時摂取が効果的!
コンドロイチンは、グルコサミンと同時に摂取することで、軟骨を再生させる効果が飛躍的に向上します。
これは、コンドロイチンの持つ『軟骨を守る』働きと、グルコサミンが持つ『軟骨を作る』働きにより、相互的に効果が向上するためです。
詳しくはこちらのグルコサミンの効果を参考にして下さい。
コンドロイチンの逸話。
生体内にあるコンドロイチン(コンドロイチン硫酸など)とは、複数の構造があり通常は蛋白質と結合して多糖類として存在しています。
口から入ったコンドロイチンは、乳糖を基本構造として持っていますので、乳糖分解酵素が無い方や、少ない方では消化されずに体外に排出されてしまいます。
コンドロイチンをサプリメントで摂取する事は、牛乳を摂取した場合と同じですので乳糖不耐症の方では消化器症状が出る可能性がありますが、基本的には無害と考えて問題ないとされています。
このように、効果や効能だけでなく、副作用や摂取量も十分に理解して、コンドロイチンの持つ働きに期待しましょう。
注意事項!
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又、栄養素としてのコンドロイチンの記述をしており、サプリメント等の効果を保障するものでもありません。
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