ヒアルロン酸の効能を解説。
ヒアルロン酸も、コンドロイチンやグルコサミンと同様に、軟骨の健康には欠かせません。
副作用が少なく、安全性が高いと言われています。
同時に摂取することで、より関節や美肌への効能が向上しますので、できるだけヒアルロン酸も一緒に摂取しましょう。
ヒアルロン酸とは?
硝子体(hyaloid)のウロン酸(uronic acid)からその名が付いたと言われており、鶏のトサカや魚の目玉などの動物性食品に多く含まれています。
ヒアルロン酸は、非常に高い保湿性と粘性を持ち、体内では細胞と細胞を結ぶ「結合組織」として、皮膚や関節、目などに広く分布しています。
コンドロイチンと同様に医薬品としても認可されているヒアルロン酸は、、「眼科手術補助剤」として傷つきやすい細胞を保護する際に使用されたり、ドライアイを防ぐ目薬としても用いられています。
また、変形性関節症や関節リウマチなどの患部にヒアルロン酸を注射し、関節機能改善のためにも用いられています。
ヒアルロン酸の効能。
皆さんが、一番気になるヒアルロン酸の効果を下記に紹介しますので、食品やサプリメントを上手に利用して、日々の健康に役立てて下さい。
美しい肌を作ります。
体内の細胞をみずみずしく潤し保つことで、肌の潤いを保ちます。
また、ビタミンやミネラルなどを細胞の奥まで浸透させる効能もあります。
コラーゲンとともに、美肌に欠かせない栄養素と言われており、化粧品などにもよく使用されています。
※肌に直接ヒアルロン酸を注射するといった方法が人気となっていますが、皮膚への注射自体は厚生労働省では認められていません。
医師が責任を持って使用するとの条件により、使用が許可されていますが、副作用や後遺症がいくつか報告されています。
関節の健康を守ります。
関節における潤滑油である「滑液」の主要成分であるヒアルロン酸は、関節の動きをスムーズにする効能により、関節痛を緩和します。
また、軟骨の主要成分である「プロテオグリカン」の成分でもあるため、コンドロイチンやグルコサミンとともに関節に大切だと言われています。
目の健康を守ります。
目の硝子体に多く含まれるヒアルロン酸は、緩衝作用や組織形状の維持などの働きにより、目の健康を守ります。
生理痛や生理不順を緩和します。
ヒアルロン酸は卵巣にも多く存在しており、卵子を卵管へ排出する働きもあります。
この作用が正常に行われる事により、生理痛や生理不順、不妊などが改善されると考えられています。
また、更年期障害の緩和にも効能があると言われています。
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